専門俳人を目指しています。俳句評論執筆のための文章修練、及び俳句実作。厳しい批評をお待ちしております。

# 二十四節気俳句生活

# 天空会例会100回記念吟行会

「天穹」内の私の所属している句会、「天空会」の例会が第100回を迎えた。
佐々木建成主宰が、主宰になられた直後に、元の職場の関係者に俳句の面白さを伝えるために開催されていたインターネット句会を母体として発足した句会であるとのこと。私は55回から参加させていただいている。

今日は、数か月前から企画していたのだが、100回記念に吟行会を開催した。

私は数日前から風邪を引いていて、前の晩まで参加できるか微妙だと思っていたのだが、今朝起きたらすっかり抜けていた。

吟行会場は皇居外苑の北の丸公園。
北の丸入口

地下鉄駅から歩いて田安門を潜ると、
武道館
武道館は今日はアイドルグループのコンサートがあるらしく、午前中からグッズ売り場には行列ができていた。

武道館の近辺以外は、科学技術館に学生の団体が行くくらいで、のんびり楽しく吟行できた。
ここ数日とても寒く、今日も気温は低かったはずであるが、よく晴れた気持ちのいい吟行日和であった。

昼食は園内のカフェテリアでハンバーガーを食べたのだが、、、
ハンバーガー
なんと、包み紙に菊の御紋があしらわれていた!

句会場は、吟行地から電車で1本のいつもの場所。

句会では、嬉しいことに主宰選の「人」をいただけた。
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# ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~

ネタバレ無し
ラストレシピ

料理をテーマとした映画は割りと好きで、比較的最近では、

武士の献立』や『体脂肪計タニタの社員食堂
  
なども見てきた。

この作品もその流れのひとつ、くらいの期待で見てきたが、ウ~ン、、、出て来る創作料理の数々がそれほど美味しそうでもない。ビーフカツレツを除いては。

ストーリーも、満州で日本軍が仕掛けた陰謀や、レシピ探しの謎解きはよく出来ていたが、逆にあまりにも荒唐無稽で嘘臭いので、正直、興ざめしてしまった。

スタップロールを見たら、「企画・秋元康」とある。さもありなん、である。
原作本があるとのことだが、作者はテレビの人気構成作家である。原作ではなく企画先行の作品であろう。

良かった点は、映像が綺麗だったこと。芸術的というわけではなく、クリアで鮮明な映像。最近『三度目の殺人』『ナラタージュ』『彼女が名前を知らない鳥たち』など逆パターン(あえて荒れた映像で制作している)の映画が多かったので新鮮だった。
それから何といっても、物語の展開が早く、見ていて全く退屈しなかった。

以上、二点の評価を加味して、星は2つ。
★★☆☆☆

# 初猟

今日から猟解禁。
残念ながら参加できなかったが、解禁日の宴に誘っていただいた。

色々話すうちに、面白いことを聞いた。
解禁日は暗いうちから隠れて、解禁の日の出時刻を待つのだが、場所は利根川の河原。対岸は茨城県である。
解禁の日の出は、目で見て確認するわけではなく、気象庁の発表する日の出時刻によるとのこと。
そしてそれは県単位で違う場合がある。
せっかく暗いうちからその時刻を待っていても、緯度の若干高い茨城県側が1分早いことがあるのだそうだ。
つまり、こちらが狙いを定めていても対岸では1分先にババーンと、、、

対岸は一分早し猟解禁

# 蜜蜂と遠雷


恩田陸は「本屋大賞」二度目の受賞(1位)だそうである。
前の受賞作『夜のピクニック』はあまり感心しなかったので、この作者の作品はあまり読んだことがなかったが、本作は直木賞を獲ったこともあり、予備知識ゼロで読んでみた。

500ページを超える大著で、しかも2段組で活字も小さい。読むのが遅い私には苦行のようなものだが、気合を入れて読み始めた。

冒頭から、ピアノコンクールの募集要項と、4人の応募者(コンテスタント)の演奏プログラムが提示される。
そして、書類選考(現在ではDVD選考になっているようだ)に落ちた応募者による、敗者復活オーディションの場面から物語は始まる。

読みやすく、ぐいぐい物語に引き込まれた。応募者と、審査員を含めた周囲の人々の群像劇として物語は進む。舞台のモデルは浜松国際ピアノコンクール(次回は来年開催である)だそうで、作者は3年に一度のこのコンクールを複数回取材して、この物語を書き上げたそうで、細部までリアルである。

私はクラシック音楽の素養がないので、時々立ち止まってYoutubeで曲目を確認しながら読み進めた。

8年に渡る連載をまとめたものであるとのことで、若干矛盾(二次予選での曲間での拍手の可否について、P216とP285では逆に書かれている)もあったが、大いに楽しめた。
私もたまにはクラシックをホールで聴いてみたいと思った。

若い美男美女が登場することもあり、映像(映画・ドラマ)化されるのではないか。

★★★★★

テーマ:ブックレビュー - ジャンル:小説・文学

# 花篝賞

2017花賞
結社の新人賞である、「花篝賞」の応募作品集が届いた。
新人賞と言ってもキャリアは関係なく、応募資格は同人でないこと。そして、この賞への応募・入賞歴が同人推挙への大きな参考資料となる。

私は毎年応募しているが未だ入賞歴はなく、そろそろ末賞でも引っかかっておきたいところ。

今年の応募総数は二十三編(15句)。早速一読してみた。
作品集の掲載順は応募順とのことで、私は六番。
ひとつ前の五番の方が強敵に思えた。その方は今年の俳句四季新人賞でも予選通過された方。

選考の方は未だ途中のようだが、私は既に弱気である。

# 彼女がその名を知らない鳥たち

ネタバレ無し
彼女鳥


原作↓

は読んであったのだが、阿部サダヲはともかく、蒼井優はミスキャストに思えた。
原作ではヒロインの容姿についてはほとんど描かれていないが、少なくとも蒼井優ほどの美女ではないはず。
とはいえ、普通の容姿の俳優ばかりでは映画にならないだろうから、、、と自分を納得させて見始めたら、蒼井優の十和子役はなかなか堂に入っていた。

15歳以上のR指定だったので、エロいシーンがあるのかと思っていたが、エロいと言えばエロいが、蒼井優の露出は控えめだった。

比較的冗長な原作の、エッセンスを上手く取り出していたが、ラストのちょっとした改変は、私はいただけなかったが、映画ではあれくらいでいいのかな?

しかし、はっきり言って、これは原作未読の観客に向けた映画である。
原作のトリックと言うか、「種明かし」を知っていて見ても、それほどの驚きはない。
だからといって、既読の観客向けに作るのも難しい作品ではあるが。(そんなことを言っていては東野圭吾の作品なんてどれも映画化できなくなる)
伏線の張り方も、原作未読の観客にどれだけ響いたか不明。

とても映画向きの原作と思っていたが、もうちょっと「突き抜けた感」があってもよかったかな。きれいにまとまり過ぎてしまった。

★★☆☆☆
星2つと低評価にしてしまったが、原作未読の方にはオススメである。星4つくらいの「驚き」を楽しめるであろう。

# 成田句会

今日は成田句会だった。
点盛りは今ひとつだったが、指導者である前田勝洋先生の選はいただけた。

その先生から、「霞童さん、この前来られなかったね」と言われて、大変なことをしてしまったことを思い出した。

先日の赤坂句会の後、「天穹」本部で行われる会議に呼んでいただいていたのに、連絡もなしにすっぽかしてしまったのだ。

こういうことは一番信用をなくす。

一週間ほど前から、家族の用事で参加できないことがわかっており、「連絡しなければ」と思ってはいたのだが、「さて誰に連絡しようか」などと迷っているうちに忘れてしまっていた。

今後はこのようなことが無いよう、厳に慎みたい。

# 氷菓

ネタバレなし
氷菓

大好きな原作の、待望の実写映画化。
5年ほど前に京都アニメーション制作のアニメ作品にもなっていて、そちらもなかなかの出来であり、それ以上のことはないだろうとあまり期待もせずに見に行った。
何せ、主役級の俳優4人が皆22~23歳。原作では高校1年生の役をやるというのである。まあ、この映画版はせめて「高校3年」とかに改変されているかと思って見に行った。

映画が始まってみたら、設定はやはり「高校1年」であり、童顔の山崎賢人はまあいいとしても、大人びた顔立ちの広瀬アリスは違和感ありすぎ、、、と思ったのは最初の数分だけ、すぐに違和感はなくなった。福部里志役も、伊原摩耶花役も、初めて見た役者だったが原作のイメージにピッタリ! 原作だけでなく、アニメ・漫画版のビジュアルにも似せていた。凄いわ。
千反田える役の広瀬アリスも、はっきり言って妹の広瀬すずより容姿は落ちると思っていたが、この強烈な個性のヒロイン役に上手くハマった。

演出もいい感じだし、小道具や舞台設定も原作の雰囲気をうまく表現している。
原作には舞台の地名は記載されていないが、アニメ版は、原作者の出身地であり、多くの作品の舞台である飛騨高山を舞台設定としていて、それが本筋であるはずだが、ロケ地は足利と聞いていたので少し不安だったが、ところどころ高山の風景が入り込んでいて、それが足利のロケ地と違和感なくつながっていたのも特筆すべきところ。

それから、この作品はストーリー上、ヒロインの叔父が学生運動に巻き込まれることが必要になって来るのだが、現代の高校生にとって学生運動は祖父母の時代の出来事。どうするのかと思っていたら時代設定を原作と同じ西暦2000年としていた。なるほどな~。確かに映画の中では高校生がスマホを持ったりはしていない。

文句なしの出来栄えだったが、原作未読の観客がどう見るかはまた別だと思うので、星は抑えて4つ。
★★★★☆

ただ、残念なことに不入り。公開初週の夕方だったのに観客は数えるほどしかいなかった。これではぜひ作ってもらいたい続編の制作は無理かな?

# 菊花展

地元の宗吾霊堂へ、菊花展を見に行った。

菊花展

良し悪しのわからない私は単に「きれいだな」という感想のみ。

旅行客の撮影列に菊花展

# 赤坂句会・七五三

今日は赤坂句会だった。

イヴァンカ氏が来日しているし、トランプ野郎ももうすぐ来るので、物々しい警備がされているかと思ったら、官邸付近はいつも通り。
帰ってから調べたら、宿泊ホテルは帝国、今日の夕食会は星のやだそうで、赤坂からは若干距離があった。

天気もいいし、七五三シーズンでもあるので、久しぶりに日枝神社に寄ってみたら、ご覧の人混み。
1711日枝

ちょうど結婚式もやっていて、巫女さんの舞いも見られたが、そのせいか列が進まなくて、参拝に15分、そして御朱印を戴く(御朱印帳を預けてから戴くまで)のに15分もかかった。
朱日枝
こんなことなら、御朱印を預けてから参拝をすればよかったのだが、確か下鴨神社だったか、「ご参拝はお済みですか?」と尋ねられた(御朱印は参拝した証明なのでこの問いかけは正しい)ことがあってから、必ず参拝してから御朱印を戴くようにしていたのだが、ここではそんなことは言われなかった。また、やはり下鴨神社だったかと思うが、「御朱印代はお賽銭なのでお釣りのないように」との貼り紙を見てから、必ず300円用意して臨むようにしていたのだが、ここは500円(その代わり、栞と参拝記念の根付を頂いた)。千円札を出したら黙ってお釣りをくれた。


さて、赤坂句会の今日のお料理はこちら↓
17112赤17111赤
角皿に載っている柴漬けみたいに見えるのは菊膾。黄色以外は初めて食べた。
ご飯は「いちご飯」。八戸名物のいちご煮(雲丹と鮑)の炊き込みバージョン。初めて食べたが絶品。

# プロフィール

鈴木霞童

Author:鈴木霞童
平成25年、俳句結社「天穹」入会。
定年後に専門俳人になることを目指して修行中。

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