専門俳人を目指しています。俳句評論執筆のための文章修練、及び俳句実作。厳しい批評をお待ちしております。

# 二十四節気俳句生活

# 夏の家族旅行

ブログ更新がしばらく止まってしまいましたが、家族旅行に行っていました。
行き先は山梨・静岡。


7月21日(金)
今年は思い切って夏休み初日から旅行。
8月11日に娘のピアノの発表会、8月下旬は文化祭の準備などがあり、早めに行くことにしました。

初日は、まず山梨市でもも狩り。
もも狩り
5個も食べちゃいました。

富士急
続いて富士急ハイランド。
リニューアルした(そしてすぐにトラブルが発生した)「ド・ドドンパ」や写真の「FUJIYAMA」には子供たちは怖がって乗らず、水に濡れるような夏らしいアトラクションを楽しんでいました。

汗に濡れ冷や汗に濡れ遊園地

泊まりは河口湖。


7月22日(土)

朝霧高原でソフトクリームを食べ、白糸の滝へ。
白糸

最近日本でも導入されつつある、英国圏ではおなじみの交差点・ラウンドアバウト。
ラウンドアバウト
白糸の滝への入り口がこうなっていました。
大都会でなければ、信号の設置・維持管理費がかからずに良いかも知れません。

2泊目は、来年の下見というわけでもありませんが、
つま恋
つま恋リゾートに泊まりました。

かつて中島みゆきや世良公則を輩出した「ヤマハポピュラーコンテスト(ポプコン)」の開催地だったこともあり、ヤマハの印象が強いのですが、今年から経営が代わったそうです。
それでもレストランでは、ヤマハのピアノが自動演奏されていました。

ここに泊まった目的は大きなプール。子供たちは、4種類のスライダーで計10回以上滑り、大満足した模様。

恋人らの居場所の狭きプールかな


7月23日(日)

旅行最終日は沼津へ。漁港は大変な人出。

沼津港深海魚水族館も、激混みでした。
沼水

それでもせっかく来たんだからと、列に並んで回転寿司を食べました。これは美味しかった!

旅の最後は柿田川公園(柿田川湧水群)。
柿田川
人出はそこそこでしたが、ほとんどが県内ナンバー。
未だ隠れた穴場のようです。

ペットボトルに名水を詰め込んで帰路へ。

旅程を通して、富士山は殆ど見られませんでした。
天気が良ければ、「三島スカイウォーク」から富士山を見るつもりだったのですが。

雪解富士けふの登山者何ヶ国
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# 天空会例会

今日は天空会の例会。点盛りはまずまず。

途中、梅雨の最後を思わせる強い雨に見舞われたが、会が終わる頃にはあがっていた。

終了後の懇親会は、今日は娘の誕生日なので失礼した。

娘は今日で10歳。世の中では「二分の一成人式」なるイベントも一般化しているようだが、娘の周囲では聞かない。

誕生会のケーキは、ここ数年アイスケーキである。当たり前だが、毎年同じ暑い時期になる。

# 「メヌエット」 石井信生

メヌエット

石井信生氏の第一句集。
氏は「天穹」の編集に携わられておられるが、兄弟結社である「創生」の編集部長でもあるそうで、本句集も「創生叢書」と銘打たれている。


ポストまで歩けるほどの春の風邪
すててこのままでは遠きポストかな


俳句を始めてから、句稿送付などポストのお世話になることがとても増えました。
作者のお宅からそう遠くない場所にポストはあるようですが、多少の風邪であれば歩いていけるが、すすてこでは憚られる、といった距離かと思われます。

松手入頭も弟子も無精髭

「技は盗んで覚える」時代ではないのかもしれませんが、職人としての生き方など、師を手本とする部分は多いと思われます。無精髭も。

ウィーンより「蒼きドナウ」の御慶かな

大晦日は紅白歌合戦、元旦は演芸番組を見るばかりが日本人ではありません。音楽関係の教育者であった作者はN響の第九と、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートで年末年始を過ごされるのでしょう。

偉さうな名医の打診大西瓜

ベテランの農家、あるいは八百屋は訳知り顔に西瓜を指で弾いて「診断」します。「偉さうな名医」とは上手い比喩です。

燃え尽きしあとも直立曼珠沙華

曼珠沙華を炎に見立てる句は多いですが、散った後に茎だけ直立している姿を「燃え尽きし」と詠んだことが、この花の特徴を上手く捉えておられます。

オフにしてまたオンにする春炬燵

必要か必要でないか、その日のうちでも微妙な春炬燵。快適さを保つためには小まめな切り替えが大切です。

一杯の試飲の呪縛新茶買ふ

まさか本当に「試飲してしまったがための呪縛」で買われたわけではありますまい。試飲した新茶も魅力的だったのでしょう。反語的にしたところに俳諧味を感じます。

かき氷くづすアングル見つからず

ふわふわの氷が器一杯に盛られ、どこにスプーンを入れればいいかわからない事があります。贅沢な悩みと言えます。

稲刈りや軽トラックはなべて白

言われてみればその通りです。各家々が稲刈りに出て、広い田園地帯に何台も軽トラックが見えての実景が目に浮かびます。

# 成田句会

今日は成田句会。

たくさん取っていただいて、指導者の並選と「地」にも取っていただけた。こういう日もないと(笑)。


勉強熱心な伸び盛り(?)のメンバー(私も含めて)の多い会であり、雑談をしていても俳句の話に流れがちだが、生まれ育った環境による季語の捉え方の違いなども面白い。
私の時代には物心ついたときには「代掻き」は既に機械でやっていたが、先輩方の時代は無論人力で、、、とのことだが、千葉で生まれ育った方々は、群馬出身の方が「馬で引いて代を掻いていた」と言っているのを聞いて一様に驚かれていた。

考えてみれば、同じ千葉でも私の生まれは水田地帯なので、田植えも稲刈りも早くから機械が入っていたが、母の実家は西瓜や落花生の産地であり、僅かな田は田植えも稲刈りも人力でやっていた。


話は飛ぶが、日本の農業はもっと集約しないと世界に勝てない、などと言われるが、集約化とは大型機械を入れて少人数で広い面積を耕作するということなのだろうが、それは、その分エネルギーを消費するということである。

その他の産業分野でも、ロボットとか生産性の向上などと声高に叫ばれているが、いずれも動力にエネルギーは欠かせない。
小さなロボットなどは太陽光でも動くのかもしれないが、化石燃料の枯渇、またそれまでのCO2排出による温暖化など考えると、まずはロボットやAIなどよりも、エネルギー問題を解決する方が先決なのでは、とも思う。

何を言いたいかというと、あまりに社会や科学技術の発展が早く、人類がそれにかまけてばかりいると、今でも置いておかれがちな季語がどんどん古びてしまう!

# 「みさと」 第8号

地元の文芸同人誌、「みさと」の最新号をいただいた。


顔のわかる方が何人かおられるので、その方々の作品の感想を書かせていただく。

「我が山歌考(三)」  行方正暉
山歌に合わせて、アルピニスト時代の山行記録を記しているシリーズ。
今回遂に、遭難救助や「一ノ倉沢第三スラブ」の冬期登攀など「核心」に迫る部分を読むことができた。

「続・旅で出会ったイタリア人」  とうげのぼる
イタリア旅行の著書もある作者の本領発揮。
観光地化されていないイタリアの町と、そこに暮らす人々との触れ合いが慣れた筆致で描かれている。

「笑う人形」  五十嵐丈彦
毎回、詳細な調査のもとにリアリティのある物語を創作されている。
今回はベトナム戦争のアメリカ軍に傭兵として雇われた日本人の話。任務を遂行するためジャングルの奥地に進む姿は『地獄の黙示録』を思い起こしたし、ガラッと展開の変わる後半もよかった。次回作にも期待したい。

「尾垂れ浜」  松尾寅吉
京都生まれで、成田空港に奉職された著者。
やはり京都から、将門の乱を平定するため成田にやってきたお不動様の旅と、自らの人生を重ね合わされているようである。


丈彦氏と寅吉氏は俳句も嗜まれてて、句も掲載されている。

猿の尻雪落としつつ木から木へ  丈彦

実景とのこと。なかなか壮観な眺めであったと思われます。

ひと回りパークゴルフや緑陰へ  寅吉

成田近辺はパークゴルフ場が多く、主に高齢者の手軽なレジャーとして年々盛んになっています。

# 祭

7月の第2日曜と、その前の金土の三日間、今年は7月7~9日は成田祗園祭(成田山祇園会)である。

私が子供の頃は地元の小さな祭りだったが、年々規模が大きくなり、ここ数年はとんでもない人出である。
人混みが嫌いな私は上の子が中学に入り、付添いが必要なくなってからは近づかないようにしている。

さて、歳時記を見ると「」は本来は葵祭のことであるが、各地の祭に使用できるとある。
対して「祇園会」は京都八坂神社の祇園祭のみを指し、各地の祇園祭、たとえばこの成田祇園祭には使えない。

そういえば、なぜお寺なのに祇園会なのかと思っていたが、成田山にある「権現社」のお祭りとのこと。


スピナーを指で回して山車を待つ

アメリカ発とかいう「ハンドスピナー」とかいう玩具が流行っているらしい。
子供たちは夜店で別々に、この玩具をクジで引いて持って帰ってきた。
ハンスピ
試しに回してみたが、どこが面白いのかさっぱり・・・

# 赤坂句会

今日は赤坂句会。

今月は特に、角川「俳句」7月号を勉強した。
「天穹」が「結社歳時記」に載っているから、というのもあるが。

まめた17071
丸くて白いのは水蛸、その下に海葡萄、その他に巨峰とデラウェアも料理に取り入れられていました。

DSC_0977.jpg
箸置きは枝豆。鋳物製です。

まめた17072
もち麦入りご飯に薬膳カレー。


今日は句会の前後の立ち寄りがことごとく不発。

句会前には、歌舞伎座で昼の部の『矢の根』だけ幕見で見ようと思っていたが早々に売り切れ。
昼の部には勸玄君は出ないし、『矢の根』はそもそも海老蔵丈も出ないのに!

右團次の曽我五郎、どんなものか見てみたかったのだ。
(よく知らないが、歌舞伎十八番の荒事を弟子筋の役者が務めるというのは凄いことなのではないだろうか? 右團次はそういえば三月の「助六」では口上を勤めていた。あれは澤瀉屋か高麗屋がやるものだと思っていたが・・・)

そして句会終了後は、今日公開の映画『逆光の頃』を見ようと思っていたが。こちらも売り切れ。
逆光の頃
今のところ、新宿での単館ロードショーなのだが、ヒットして他の映画館でも公開してくれれば尚有り難い。

この作品、原作の漫画があるのだが、

リアルタイムで知ってたのは、まず我々の年代の人に限られると思う。

私は平成元年版のこちらの版

を持っていて、長らく絶版だったので、確か5,000円くらいの古書価がついていたのだが、数年前に上記の新装版が発行されて、価値は下がってしまった。

いずれにせよ、長く埋もれていた、好きな作品の映画化ということであるので、どこかで必ず見たい。

# 独立祭 巴里祭

最近、定期人事異動があり、今日は歓送迎会の予定だったが、諸般の事情により急遽中止となり、早く帰ってきた。

昨日(7月4日)の北朝鮮のミサイル発射は「アメリカの独立記念日のプレゼント」とのふざけた理由付けがなされていたが、その「独立祭」も季語となっている。

これと、7月14日の「巴里祭」の二つ、私にとってはどうにもピンとこない季語であり、句会の兼題になったら如何にすべきか、戦々恐々としている、、、とまでは言い過ぎだが、途方に暮れるに違いない。

歳時記によると、「独立祭」の項には横浜の花火のことが書かれているが、横浜の花火は今年は7月15、16日。いつまで7月4日に開催されていたかは不明である。
また、「巴里祭」は日本では宝塚歌劇団がイベントを開催しているようだ。

男装の麗人の華巴里祭

つまらないな。性別を逆にしよう。

巴里祭化粧の似合ふ男たち

新宿二丁目あたりでパリ祭のイベントをやれば面白いかも。

# 「まひる野」7月号 プール

「まひる野」7月号が届いた。

5首選、掲載順位もあまり良くなかった。
投歌だけでなく、やはり歌会に出て指導を受けないと上達はしないか。。。

中2の息子は期末試験の勉強しているが、今回は国語は短歌が試験範囲に入っているとのことで、少し見てやっていたが、今の教科書には穂村弘氏や俵万智氏の短歌が掲載されている。

教科書には載っていなかったが、「こんな歌もあるよ」と、穂村弘氏のかの有名な

ハロー 夜。ハロー 静かな霜柱。 ハロー カップヌードルの海老たち。

を教えてやったら、とてもウケていた。


娘の小学校では明日からプールがはじまるとのことで、少し泳ぎを思い出すように昨日からオープンした市民プールに行ってきた。
中台プール

暑くて最高の「プール日和」だったが、オープンしたばかりで客は少なく、十分練習ができた。

監視員まだ色白きプールかな


藤井四段初黒星。
今回の対戦相手である佐々木勇気五段は、将来のタイトル候補と目される期待の若手棋士であり、負けるとしたら今日かな、と思っていた。

これからは少し落ち着いて、じっくり将棋と向き合ってもらいたい。

# 「天穹」7月号

「天穹」7月号が届いた。

満足のいく掲載順位で、花丸もいただけた。


そして、9月に予定されている「結社創立20周年記念式典・祝賀会」の案内が届いた。
こういう会ははじめてなので、楽しみである。

その日のための「雑詠賞」の投句〆切が昨日で郵送したが、季節も自由の、完全な雑詠、しかも会員の大部分が参加すると思うので、2句選ぶというのは非常に難しい。
投句用紙
投句用紙↑

色々戦略を練って、少し古風な句を1句、とにかく目立ちそうなやや前衛的な句を1句、季節も夏と秋で1句づつ選んで投句してみた。結果や如何に!?

それから、今月は月例吟行会ではなく、新しい試みとして(暑いからか?)「勉強会」を開催するということであるが、夏休み序盤のその頃は子供達を連れて家族旅行に行く予定なので残念ながら参加できず。
行き先は山梨・静岡。本当は成田からの便が出来た函館に行くつもりで、宿まで押さえたのだが、航空券があれよあれよという間に高騰してしまい(LCCは日々値段が変わり、早ければ早いほど安いというわけでもない)、諦めたのであった。

# プロフィール

鈴木霞童

Author:鈴木霞童
平成25年、俳句結社「天穹」入会。
定年後に専門俳人になることを目指して修行中。

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