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コロナ十句

3月2日の学校休業要請から始まったコロナ対策。首都圏の新規感染者もかなり減り、大きな犠牲を払いながら日本ではようやく終焉を迎えようとしてる。(第二波は気をつけないといけないが)
子どもたちの学校も3ヶ月ぶりの再開が決まり、とても楽しみにしている。

コロナの句もいくつも作ったが、発表する機会もあまりない(句会にコロナの句ばかりではちょっと・・・)ので、10句載せてみます。

ぶんぶんとコロナ禍に蜂飛びまはる
中止延期中止に泪菜種梅雨
マスク縫ふミシンや長き春休み
出不精にちやうどよき日日遠蛙
バス停のお喋りもまた春マスク
雁瘡癒え終日家にゐて仕事
風光る聖火通りし筈の道
ステイホーム大長編の春の夢
ゴールデンウィークの天気気にならぬ
夏料理ウーバーイーツとやらで来む

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(初) 「俳句」5月号



角川「俳句」5月号が届いた。

「(初)」というのは何かというと、

もう随分前に解散してしまったが、『夏祭り』のヒットで知られるガールズバンド「Whiteberry」のファーストアルバムのタイトル(私は今でも持っている)なのだが、

私にとっては、この角川「俳句」5月号で、とても嬉しい(初)があった。

なんと、季節ごとに付録で付いてくる「俳句手帖」に拙句が掲載されていたのである。

2004俳句5月号

初恋の君の亭主と溝浚へ

しかも夏井いつき先生の句の隣り、である。

この句は、昨年9月の「俳句」誌の令和俳壇で朝妻力先生の佳作に選んで頂いていた句であり、その前を辿れば、5月のある句会でお1人にだけ採っていただいた句であった。

朝妻力先生、また句会で点を入れていただいたMRさんにも感謝、である。

不要不急

不要不急の外出自粛が続いている。

句会はまさに「不要不急」であり、昨今のネット事情であれば、投句・選句は一同に集まらずとも出来る。
選評も指導もネット上で出来るシステムのあるようだが、1~2ヶ月間であればメール句回もまあ良しであろう。

もともと私はインドア派の出不精なので、外出禁止は苦にならない。今週末は書道教室を自主的にお休みして、家から一歩も出なかった。本当は庭の除草かジョギングくらいしようと思っていたのだが、面倒くさくなって文字通り丸二日間靴を履くこともなく、ずっと部屋着で過ごした。
やったことと言えば、例年ゴールデンウィークくらいから始める「角川俳句賞」の句稿整理を始めたのと、新年大会で「天穹」会員に頒布された福田龍青先生の『俳諧の歴史』を読んで江戸俳句に興味を持ったので、関連書として、

榎本好宏 『江戸期の俳人たち』を読んでみた。


あとがきを読むと、編集者から「初心者向けに」と注文があったとのことだが、確かに初心者向けに各俳人のプロフィールから丁寧に書き込まれているが、代表句に対する読みは俳人らしく深淵に達している。


出不精にちやうどよきかな花曇

目標十句、最低一句

定期購読している角川『俳句』付録の「俳句手帖」、私は今まで使って来なかった。
なんとなく使うのが勿体なかったということもあるが、巻末の季寄せが便利なようで、けれども収録数が少ないのでそちらに引っ張られて使える季語のバリエーションが狭まるのではないかという危惧もあった。

私も句歴7年目を迎え、かなり季語も覚えたので、そろそろ頃合いかと、この春号から使い始めた。
2003俳句手帖
一冊で何句書けるか数えてみると、1ページあたり6句(6行)で74ページあるので、444句。
2~4月は、今年は閏年なので90日。1日あたり4.93句、つまり5句弱なので、一般的な俳句愛好家なら丁度いいくらいの使い勝手ということになる。

私はといえば、私淑するある若手俳人の「1日10句作り、1句残す」を見習いたいと思い、努力はしているものの、これはなかなかむつかしい。「目標1日10句、最低1句」で何とか頑張ってはいるが、平均すると3~5句といったところなので、この角川の「俳句手帖」も使い切るか切らないかの、ちょうど良い使い勝手かと思っていた。

ところが、例のコロナ禍により、句会は軒並み中止となり、家族で行こうと思っていたスキーも家内が渋って取りやめとして、他に趣味もないので読み切れていなかった過去の『俳句』誌や結社誌を引っ張り出して読みながら、句作にもそれなりに励んでいた。

そうしたら何と、本日この「俳句手帖」、使い切ってしまったのである。
2月1日から数えるとするとちょうど50日目、1日あたり8.9句使った(作った)ことになる。目標の10句には届かないが、通勤途中にスマホのメモに書き込んでいた句(会社に行くときは持って行ってない)を合わせると平均10句程度は作っていたのではないか。

もちろん、数作っているだけであるので、箸にも棒にも引っかからない駄句も多い。
記念すべき(?)最後の行の句もこれである。

花吹雪に終はりしワニの物語

数年後に、何を詠んだのか覚えていられるか? ここ最近話題になっていた『100日後に死ぬワニ』が昨夜最終回を迎えたのである。

俳句 1月号


「角川 俳句」の1月号。

昨年11月に、天穹の勉強会「はばたきの会」で、俳句11月号の鑑賞を行ったが、その「答え合わせ」ではないが、今号の「合評鼎談」でその比較が出来ることを楽しみにしていた。
今月号から、評者は山尾玉藻、三村純也、山口昭男の三氏となられた。

避暑客の見知りたれども知り合はず  西村和子

西村氏の巻頭50句のうち、勉強会で一番人気だった句、山口氏の評も我々のそれとだいたい同じでした。

隠れ棲む文士と女優木槿垣

山尾氏の「昭和の匂い」との評。勉強会では誰かが「万太郎調」と言われていました。

汗うかぶ鼻男の子女の子  津川絵理子

私が推した句。三村氏が「ユーモアがあり句幅が広い」とされています。

隣家にも糊代ほどの水打てり  伊藤伊那男

山口氏の評は我々と同じ。三村氏は「京都のお隣さんは『いけず』と思う」とか。

鍵持たずゆく満月の出る方へ  阪西敦子

勉強会では解釈に異論の出た句。山尾氏は「『鍵持たずゆく』が具象的」との評。
プロフィール

鈴木霞童

Author:鈴木霞童
平成25年「天穹」入会。30年同人。
定年後に専門俳人になることを目指して修行中。

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