専門俳人を目指しています。俳句評論執筆のための文章修練、及び俳句実作。厳しい批評をお待ちしております。

# 二十四節気俳句生活

# 映画の評価

ここのところ、見たい映画が続き、珍しく5週連続で映画館に行ったが、「T2 トレインスポッティング」で一段落、暫く見に行きたい映画はない。
「ゴースト・イン・ザ・シェル」も気になっていたが、評価がイマイチのようなのでやめた。

映画の評価、私はありがちな「星いくつ(5点満点)」を使っている。
こういうレビューでは、何でもかんでも星5つや星4つにする方もおられるが、私はなるべく「星3つ」が中心の正規分布になるよう評価してきたつもりだ。

このブログを書き始めて1年2ヶ月ほど。調べてみたら、見た映画は15本、星の評価は見事に正規分布になっていた!

★★★★★ 1本 「ぼくは明日、昨日の君とデートする」
★★★★☆ 4本 「夜は短し歩けよ乙女」「映画 聲の形」「君の名は。」「シン・ゴジラ」
★★★☆☆ 5本 「T2 トレインスポッティング」「暗黒女子」など
★★☆☆☆ 4本
★☆☆☆☆ 1本

今後はこうも行かないだろうが、なるべく「星3つ」を標準として正規分布を目指して評価していきたい。
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# T2 トレインスポッティング

ネタバレなし
T2.jpg

20年前に世界的に大ヒットした前作の続編。日本では単館系の公開だったが大人気でロングランしていた。

前作では、エディンバラに住んで酒やドラッグや喧嘩に明け暮れる若者たち、恐らく選択の余地なくそうならざるを得なかった彼らと、仲間を裏切って彼らの世界から抜け出した主人公のレントン(ユアン・マグレガー)の姿を描いていた。

タイトルの「Trainspotting」は、辞書をひくと「通過する列車を観察すること」という意味だが、この作品ではtrain(列車のように長く)spotting(同じ場所にしみをつけるように留まり続ける)という意味として、現状から抜け出せないことを表しているようだが、今作のラストはこのタイトルに決まる直前までの様子も描かれていた。(見落としかもしれないが、本編の中でタイトルがどこにも出てきていないような)

たしか一昨年くらいに、続編の制作が計画されていて、『スター・ウォーズ』シリーズでオビ=ワン・ケノービ役を演じたユアン・マグレガーは別格としても、皆それぞれに俳優としてキャリアを積んでいて多忙であり、スケジュールの調整をしているということがニュースになっていた。
前作は続編を期待できるようなエンディングではなかったため、話半分くらいに思っており、こんなに早く実現したのは意外であり、いい意味で期待を裏切られた。

しかし前作からもう20年も経っていたとは。私も年を取るわけだ。

映画の内容は、予想通りというか、家族が出来ても別れていたり、未だにヤク中だったりと、相変わらず「ロクデナシ」のまま20年経って中年になっていたメンバー。さすがに見ていて痛々しい。ストーリーはよく練られていたが、いい大人が若者のまま成長していなのは、(ドラッグも喧嘩も私は縁がないが)自分を見ているようでもあり、前作のような爽快感は感じられなかった。

スタイリッシュな映像と音楽は相変わらずで、主題歌(?)の「Lust for life」のイントロだけ聴かせて引っ張っていたりと細かい芸も見せていた。

大傑作だが、「見たい」という前作のファン心理は別として、おっさんになった彼らを映画館で見る意味が果してあっただろうかと、見た後には思ってしまう。

本国では大ヒットしたようだが、日本国内では観客動員ベスト10には入らなかった。

★★★☆☆

# 夜は短し歩けよ乙女

ネタバレ無し

観客動員ランキング初登場7位。120館と小規模公開ながらかなり検討。

森見登美彦原作の小説としては、『四畳半神話大系』以来のアニメ化である。
私はこのアニメは見ていないので、同じ監督の今回の映画化は、絵がかなり大雑把なのが見る前は気になっていた。
例えば新海誠の繊細な映像美と比べると落書きレベルである。
しかし、違和感を持ったのは最初だけで、見ていくうちに、「これもアリなのかな」と自然と思えるようになった。
むしろ、SFでもファンタジーでもないのに、ありえないご都合主義で現実味のない物語にはとても合っている。特に、強烈な個性の「パンツ総番長」の映像化をよくぞ成功させた。

この作者の作品を読んで以来、一般的な京都大学のイメージが相当にぶっ飛んでしまったが、この映画化でそれが更に増強された気がする。


★★★★☆

# 暗黒女子

ネタバレ無し

暗黒女子
芸能界引退した清水富美加の主演作。なかなかの怪演を見せている。

なかなか良く出来ている。
原作からの改変は、登場人物が一人少なくなったり、エピソードもかなり端折っているが、逆にわかりやすいストーリーになっており、成功している。

相当の低予算で作っているらしく、出演者も売れっ子といえるのは千葉雄大くらいだし、メインの舞台の文学サロンは貧乏臭く、ブルガリアへのロケも出来ずに、彼の地が舞台の場面は絵ハガキを使った紙芝居風の絵柄にしている(これはアイデア賞もの)。

お暇があれば見ていただきたい秀作だが、観客動員ランキングは初登場圏外と、主演女優の引退という話題性がありながら残念ながら不入り。
あっという間に公開終了となってしまいそうなので、見るならお早目に。

最近「東宝」に押されっぱなしの「東映」配給作品。東映制作の「戦隊ヒーローシリーズ」の出演者が3人も出ているのは偶然ではあるまい。

読んで嫌な気分になる悪趣味なミステリーという意味で、こういう作品を「イヤミス」と言うそうだ。

★★★☆☆

# パッセンジャー

ネタバレなし
passenger.jpg
★★★☆☆

観客動員ランキングは『ひるね姫』と同じ初登場9位
これも早く観に行かなければ早々打ち切られてしまいそうなので、急いで見に行った。

映像はよくできているし、主人公の二人もとても魅力的だが、
何というか、これは、『ミスト』や『フォーガットン』に匹敵するほどの「トンデモ映画」ではあるまいか。
 
多くは語るまい。美男美女と、リアルな宇宙船の映像を見に行くだけでもお金を払う価値はある。

# プロフィール

鈴木霞童

Author:鈴木霞童
平成25年、俳句結社「天穹」入会。
定年後に専門俳人になることを目指して修行中。

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