専門俳人を目指しています。俳句評論執筆のための文章修練、及び俳句実作。厳しい批評をお待ちしております。

# 二十四節気俳句生活

# 「天穹」9月号

「天穹」9月号が届いた。昨日発送のはずなので1日で届いた。

今月は「花篝」欄の13番手。主宰の花丸もいただいた。

主宰のエッセイで、亡くなられた「日刊航空」の経営者の方が「飛行雲」主宰の駿河岳水さんであったことを知った。
「日刊航空」は我々の業界の業界紙で、移動前の部署ではよく読んでいた。
「天穹」の他にも航空業界に深い関わりがある(主宰のおられる)結社があることを知ったのも驚きだが、ということは他にもあるかも知れない。色々な結社、個性的な主宰、俳壇をもっと知ることも面白そうだ。
スポンサーサイト

# 「俳句」9月号(3)

蓮池に来て現世でありしこと  大橋 晄

極楽浄土を象徴する蓮。現し世であることを再確認するほどの立派な蓮池と思われます。

空にある道は幾筋あやめぐさ  塩野谷仁

定点で見ていると、飛行機の通り道はだいたい決まっています。ところが時々、違うルートを通るものもあり、「道はいくつあるのだろう」という疑問。あやめぐさの咲いている広々とした場所での実感と思われます。

寂しさの限りを夏の星落ちる

偶然と思うが、先日見た現在大ヒットしている映画「君の名は。」の内容そのものである。

貸馬の鞍当て真紅秋うらら  千々和恵美子

地震の影響があった阿蘇の地も貸馬が復活したようです。「鞍当て」は辞書に出てきませんがゼッケンのことと思われます。



テーマ:俳句 - ジャンル:小説・文学

# 「まひる野創刊号」復刻版

創立70周年記念事業の一環として、創刊号の復刻版が届いた。
DSC_0276.jpg

おや? と思ったのは題字が活字体であることである。
現在の題字
DSC_0275.jpg
は松井如流によるもので、如流は章一郎より年上だから、創刊当時からこの題字なのかと思っていた。

考えてみれば、(印刷技術には詳しくないが)活版の時代には筆書きは特別な活字を作らなければならず、難しかったのだろうと思う。

内容は、創刊号は皆そうであろうが創刊当時の熱気が伝わってくる。

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

# 「俳句」9月号(2)

花片を浴び焙煎を待ちゐたり  宮坂静生

巻頭50句は宮坂静生氏。
花の散る中、何の焙煎を待っているのか。イメージはコーヒーだ。

スーパーの隅の草市ありがたし  大牧 広

確かに、スーパーやホームセンターに行けば一通りの盆用意が揃う時代になった。本来の意味の「草市」が少なくなった代わりに、こういう場所で季語が生き続けているのである。

梅雨夕焼デモより男戻り来し  山下知津子

昨年の国会前デモ。昔日の青春時代、「男」が戻ってくるのを待ちわびたことを思い出されたのでしょうか。

彼岸花哺ます母は二十八  横澤放川

赤ちゃんの頃の写真を見つけたのでしょうか。白黒の写真。お墓参りの際にふと思い出す。

大いなる魚拓を掲げ夏料理  石田郷子

港の近くの、それほど高級でないお店を連想させます。始めて来た店ではなく、夏になると毎年行きたくなる店のような気がします。

# メール句会

メール句会の結果を出していただいた。点盛りはまずまず。

天穹の「二十周年合同句集」の原稿締切が今月末に迫っている。(私は提出済)

前にも書いた通り、自選10句と200字ほどのエッセイが各自の割り当てなのだが、会員から「エッセイが面倒だ」という声がよく聞かれる。本当にそうか? 「天穹」もそうだが、結社誌には句だけではなく文章のページもそれなりに誌面が割かれていて、お上手な人が多いという印象を受けている。少なくとも、会社の社内報などよりはずっと洗練されていて読み応えがある。
俳句を嗜んでいると言語感覚が鋭くなって、散文を書くくらいどうということもなくなるのではないか。
少なくとも、作句の苦しみよりは楽なはずだ。
私も、このブログは印刷されるわけでもないので更に気軽に書いているが、合同句集の200字もワンアイデアでさらっと書けた。
「エッセイが面倒」は謙遜、とは少し違うが、「挨拶のようなもの」ではないかと思っている。

散文は句会の様に披講があるわけではないから気楽に書けるだけかも知れないが。

# 君の名は。

〈ネタバレほぼなし〉

今日から公開の新海誠監督の最新作、『君の名は。』初日レイトショーで見てきた。
DSC_0270.jpg

いや~、傑作の「ほしのこえ」や「秒速」のエッセンスを上手く取り入れた、「新海誠らしさ」を色濃く出している作品である。やはり自分の土俵で、自分の褌で相撲を取らなきゃあな。

ほぼ満席で、若い人が多かった。若い子たちも「秒速」見てるのかいな。

ノベライズが先に出ていて、
読もうか迷っていたが、読まずに正解だったか。これから読む。


大傑作と思うが、星は4つ。
★★★★☆
筋が複雑すぎる。結局3歳差ということか?(本を読めばわかるはず)

# 「俳句」9月号(1)

角川「俳句」9月号。

今号は第4回星野立子新人賞受賞者の涼野海音さんの句が「新鋭10句競詠」として掲載されている。この方、こうして総合誌に掲載されるほどの方だが、同誌の「埋字で学ぶ五・七・五」にも投句されている凄い方だ。
さらには、このブログもご覧頂き、メッセージなども書いて下さっている。

海音さんの句から拝見する。競詠のお相手は、「第三回」の星野立子新人賞受賞者・吉田林檎氏。

暗記用ノート四色夏休  吉田林檎

重要度順に何色も使い分けているのであろう。勉強の方法は人それぞれだが、何色も使うことが効率的かどうか、試行錯誤が必要となる。ともあれ、夏休みに気合を入れて勉強しているのだろう。私に見えるのは受験生だ。

剃り残しだらけの咢夏きざす

前句の受験生(?)と同一人物とすると、男の子で、中学生か高校生。夜遅くまで勉強して、眠い目をこすりながら電気シェーバーで適当に髭を剃っている姿が目に浮かぶ。
「咢」は「あぎと」と読ませて「あご」を意味するのだろう。辞書には載っていないようだが俳句ではよく使われるのだろうか。こういうところが俳句は難しい。


涼野海音さんの10句は「短夜」と題されて、地名などの固有名詞が多く使われてるのが特徴的である。

トルソーのいつしか古りぬ夏館  涼野海音

トルソーはマネキンだろうか。古いトルソーが置いてあるのだからデザイナーのアトリエ、代官山あたりの涼し気なビル(具体的に言えばヒルサイドテラス)を連想させる。この私、若い頃は意外にもファッションにうるさくて、代官山や表参道あたりをよくうろついていたものである。

誰もゐぬベッドの上の蛍籠

「誰もゐぬ」は(子供が巣立って)もう何年も使われていないベッドが思い起こされる。「蛍籠」も何年も使われていなかったものを出した風情だ。私は子供が夏休みに孫を連れてきて、はじめて蛍狩をするような場面を想像した。

夕焼やマリア観音まで遠き

長崎あたりを旅行中、マリア観音まで足を伸ばそうとするが既に夕刻、暑さか、あるいは坂の上にあるか、なかなか辿り着かない心情が窺える。

東京の地図に雨つぶ星祭

東京は京都のような碁盤の目ではないから、歩いているとよく方角を見失う。地図と言っても紙のものとは限らずスマホ画面かも知れないが、雨が降ってきたということは織姫と彦星は会えない催涙雨である。


平成俳壇は、今回も投句したが残念ながら掲載はなかった。

# 天空会例会

昨日は天空会の例会があった。
結果は、、、まさかの無声

無声は三月の「天穹」本部主催吟行会以来だが、この時「俳句を始めて二年半で初めての無声、今後二年半無声は避ける」とこのブログで公約していたんだった。
早速の公約違反。政治家でなくてよかった。

さて、今回の無声の理由だが、ちょっと思いつかない(「実力不足」は別として)。
あるとすれば、「今ちょっと仕事が忙しい」ということ。確かに、作句の時間は少なくなっている。
の割にはこのブログは毎日のように更新しているが、作句に比べてブログは気楽に書いているので大した負担ではないのである。

# 処暑

何日だろう? このブログの連続投稿を続けてきたが、途絶えてしまった。
昨日は台風の影響で仕事が長引き、家に帰れたのは午前二時半。

処暑」とは「暑さが収まる」の意。

本意と違うが、このところ台風など天候不順で暑さは大分弱まっている。

ハンドルを握る手で知る処暑の節

# 「短歌研究」9月号

「短歌研究」の9月号には「短歌研究新人賞」の発表があった。

この「短歌研究新人賞」、初めて応募した昨年も、「予選通過作」として2首掲載された。

今年も、予選通過、めでたく2首掲載された。

といっても、予選通過のハードルは低い。今年は有効応募数538篇、最終候補作24篇、佳作49篇、予選通過作407篇、予選通過作以上480篇であり、ほぼ9割の応募作が2首以上掲載されている。来年もこれを糧に、予選通過以上を目指して、いやこれを最低ノルマとして応募するつもりである。

まひる野」会員では、山川藍さんが最終候補、北山あさひさんと田村ふみ乃さんが佳作。お三方とも「まひる野賞」受賞者である。やはり実力者は上位に来られている。
山川さんと北山さんは無銭飲食のお二人でもある。

# プロフィール

鈴木霞童

Author:鈴木霞童
平成25年、俳句結社「天穹」入会。
定年後に専門俳人になることを目指して修行中。

# ブログランキング

ブログランキングに参加しています。 クリックで応援して下さい!

# 最新記事

# カレンダー

07 | 2016/08 | 09
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

# メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

# 初心者向け基本書籍

# 検索フォーム

# ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

# QRコード

QR