専門俳人を目指しています。俳句評論執筆のための文章修練、及び俳句実作。厳しい批評をお待ちしております。

# 二十四節気俳句生活

# 「天穹」1月号

「天穹」1月号が届いた。

一年間の表紙はこちら↓
天穹29.1
来年も植田莫先生の俳画である。

今回は「ブリキのバケツ」。「ものを詠む」俳句にはぴったりのモチーフと思う。
数ある結社誌の中でも、表紙の絵がこれほど本格的なものはなかなかお目にかかれない。


また今月号は「二十周年記念号」と題されて結社外の俳人の方々からのメッセージと、主宰と小川軽舟氏との記念対談が掲載されている。
対談はなんと20頁にも及ぶ長いものだが、一般的な選と結社の主宰としての「育てる」選の違いなど内容も濃いものであった。また、現在の佐々木建成主宰になってから、結社として俳壇に関わるようになったこと、その際に軽舟氏にお骨折りいただいたとのことであった。
現主宰になって8年、「天穹」は俳壇の中で徐々に存在感を示しはじめているようである。出来たら私もその一助となりたい。例えば目標としている「角川俳句賞」に予選通過すれば、それだけで「天穹」の名が多くの人の目に触れる。

「二十周年記念」の行事としては、秋に記念大会と、記念句集の刊行がある。記念大会は総合誌のグラビア(?)に出たりするのかな?


拙句の掲載順は今ひとつ。花丸もいただけなかった。

それでは皆様、よいお年を!
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テーマ:俳句 - ジャンル:小説・文学

# 「まひる野」1月号

「まひる野」1月号が届いた。

来年一年間お世話になる表紙はこちら↓
まひる野29.1
「19世紀ドイツの影絵」だそうである。
今年は「ギリシャ陶器画」であり、毎年著作権のない洒落たものを上手に使っておられる。

年間テーマは「家族詠」。以前から「まひる野は家族詠が多い」と誌上でも認識されていたが、真っ向から取り組むこととなったようだ。

「特集 家族詠のゆくえ」と題して数名の方が寄稿されているが、篠代表の寄稿によると、寺山修司が新婚時代に新妻を歌った連作は、篠代表がご本人(九条映子氏)に訊ねたところ全くのフィクションであったそうである。
俳句でいえば草城の「ミヤコホテル」であろう。寺山は当然、「ミヤコホテル」とその論争は知っていたはずで、模倣したのかもしれない。(「ミヤコホテル」は昭和9年、寺山の結婚は昭和38年)

下の歌などはいかにも寺山らしいが、言われてみれば虚構的である。

厨にて君の指の血吸いやれば小麦は青し風に馳せつつ



私の歌は、今月号から昇欄した方がいることもあり掲載順位がかなり上がった。掲載六句。
『君の名は。』を歌った前月に続いて『聲の形』の聖地巡礼をテーマにした。

物語の重き場面はことごとく「奥の細道」むすびの地なり

舟で大垣を発った芭蕉の事蹟に合わせて親水公園的に整備されていることが、原作漫画、そして映画の舞台になった大きな要因なのである。

# スポーツの季語

先日の吟行会で「ラグビー」は季語だが「アメフト」は季語ではないことが話題になったが、天皇杯決勝の組み合わせが決まった「サッカー」も季語ではない。

備忘録も兼ねて、季語となる競技を抜き出してみる。

【春】
ボートレース

【夏】
ヨット、スカール(カヌー)、登山、泳ぎ(水泳)、海水浴(サーフィン)、ダイビング、水球、ダービー、ナイター

【秋】
国民体育大会、運動会

【冬・新年】
寒稽古、相撲寒取、寒中水泳、スキー(スノーボード)、スケート、アイスホッケー、ラグビー


抜けがあるかも知れないので、追々追加するとして、圧倒的に夏と冬に多く、春と秋は少ない。
夏の海・川関連、冬の雪・氷関連がより強く季感を感じるからであろう。


また、少し特殊なものもある。

■加茂の競馬(初夏)

「競べ馬」「勝馬」「負馬」などの傍題もある。
近代競馬でいえば「ダービー」が夏の季語となっているが、「有馬記念」は年末の季感がある。


■相撲の節(初秋)

これは廃絶されて久しいが、平成7年に「昭和天皇報恩」と題して一度だけ復活した。

相撲は通常、「◯◯場所」として季語(歳時記)に登場するが、調べてみたらなんと、「七月場所(名古屋場所)」だけ歳時記に載っていない。


■牛角力(初夏)
■蹴鞠始(新年)

この二つはニュースなどで見ることはある。


さて、話は最初に戻って、「ラグビー」が冬ならなぜ同じfootballの「サッカー」「アメフト」が歳時記に載っていないのか疑問であるが、「そういうもの」だと割り切るほかはないのだろう。そもそも、サッカー最大のイベント、ワールドカップは四年に一度であるが夏の開催である。

野球関連は「ナイター」のみが歳時記に載っている。
「甲子園」は春と夏、「早慶戦」も春と秋にあるから季語には難しい。
「日本シリーズ」は良さそうだが、年によっては立冬にかかってしまうこともある。

最後に、「駅伝」は歳時記に載っていないが、冬の季題になってもいい気がする。

# 御用納、メール句会

勤め先は特殊法人なので年末年始休暇は官公庁と同じである。(シフト勤務の職員は当然違う。またイベントに参加する役職員はいる)
今年は曜日の並びが悪く(?)六連休。毎年、この年末年始は忙しくて休んだ気にならない。とはいえ、長距離の帰省などはないので楽な方か。

御用納に到着便のなほ遅れ


結社有志のメール句会は、出句4句中3句が無声。点の入った句は「天穹」に投句し、無声3句の内2句は実は自信作だったので、「俳句」誌の「平成俳壇」に投句しよう。

# クリスマス

今日はクリスマス

一度やってみたかったのがこれ↓
ワンタン
へろへろとワンタンすするクリスマス  秋元不死男

へろへろとすすってみたが、不死男の句の景は当然、中華料理店でのそれであろう。

昔は「◯◯軒」などという店にラーメンを食べに行くと、ラーメンの他に色々なメニューがあったが、今はラーメン専門店ばかりが増えて、ワンタンを食べられる店は少なくとも私の家の近くにはない。(好きなチャーハンやかた焼きそばですら食べられる店は少なくなった)

決して豚骨魚介系ラーメンが嫌いなわけではないのだが、少し残念な昨今の風潮である。


今日は娘のピアノの発表会があり、会場近くの老舗の喫茶店でサンドイッチをテイクアウトした。

サンドウィッチ聖樹の前で頬張れり

# 「俳句」1月号

今年、この俳人から目が離せない! 二〇一七年の展望」の記事が面白かった。何がと言えば、所謂「俳壇」の状況、特に各結社の状況を垣間見れてよかった。

「文化勲章ができてから、歌人は四人受賞しているのに対して俳人はたった一人、高浜虚子だけ」と書かれているが、久保田万太郎と有馬朗人も受賞している。山本健吉も俳人ではないが俳句での業績による受賞である。
歌人の四人は誰かと思って調べたら、佐佐木信綱、斎藤茂吉、土屋文明、それから鈴木虎雄という方が対象のようだった。


平成俳壇には佳作に二句選んでいただいた。

今井聖先生選
星月夜カリブの海の奴隷船

星野高士先生選
おしろいの実を集めては掌に余す


「天穹」会員の中では、気づいた限りで他に四名の方のお名前を見かけたが、内お一人は「同姓同名の方がいて掲載されていても私ではないことがある」と言われていた。

# 天皇誕生日

天皇陛下の退位問題、皇后陛下が衝撃を受けられたという「生前退位」という言葉はあまりに失礼である。
相続税対策をする方に「生前贈与」なんて言わない。実体はそうでも本人には単に「贈与」と言うはずである。
「生前退位」ではなく「退位」である。

安倍総理は一代限りの特例法で乗り切ろうとしているようだが、民進党は「恒久的な皇室典範改正」を主張している。私はこの問題に関しては民進党の意見に賛成だ。
「(時の権力により)恣意的に譲位が行われることがあり得る」というのが恒久的な制度化への慎重論のようだが、なに、日本の歴史は明治までずっとそれでやってきた(南北朝の分断などはあったが)。
それを可能にしてきたのは、歴史上のほとんどの場面で天皇は権力を持たなかったからであり、ましてや現行は「象徴」と規定されているのだから心配はない。
「某国の皇室はこうだから」などという議論はもちろん意味をなさない。どの国の皇室よりも日本の皇室の歴史が古いのだから。


朝刊に日の丸天皇誕生日
(数年前から購読している朝日新聞には、祝日の朝刊に日の丸が掲載されていないことに、今朝はじめて気が付きました)

# 賀状書く

どうでもいいことだが、プリンターが故障したので新調した。

年賀状の文面を自分用、夫婦用、子供達用、父用、母用、両親連名、と作ってテスト印刷をかけて各自にこれでいいか確認し、さて本チャンを印刷しようとしたら一枚づつしか印刷できなくなった。二枚目以降に必ず詰まってしまう。「給紙ローラークリー二ング」を実行したら三、四枚は続けて印刷できるようになったが、すぐに元に戻ってしまう。仕方がないので新しいのを購入した。

宛名の方は、一昨年に宛名ソフトを郵便局が無料で公開している「はがきデザインキット」に替えて、データのコンバートが上手くできなかったので一件づつデータ入力したのだが、あまりに使い勝手が悪く(ちょっと悪口)、去年から手書きで宛名を書いている。
俳句を始めてから、万年筆を使う方が多いことを知ったので、二十数年ぶりにモンブランを引っ張り出してインクを買って書いてみたら万年筆はやはり書きやすい!
今年も年賀状書きは万年筆で宛名を書くつもりである。

文面は、現在、新しいプリンターで印刷中。


新しき仕事にも慣れ賀状書く

# 冬至

今日は冬至

一陽来復どころか、春のようなポカポカ陽気だった。

家に帰ってから冬至南瓜を食べて、柚湯に入るフルコース!


薬効は香りのみとて冬至風呂

# 天空会月例会

今日は天空会の月例会があった。

最近は出席率が高く、欠席投句などもなく今回は19名の参加。

兼題で「冬林檎」が出たが、これがなかなか、秋季の林檎との違いを句で表現するのは難しい。

冬林檎といえば、天童市への「ふるさと納税」の返礼品として、最近やっと「サンふじ」10kgが届いた。
冬林檎
(1万円の寄付に対して、写真の14個☓2段。来年も頼もう。)

今年は秋に暖かい日が続き、やっと11月末になって収穫できるようになったのだという。
歳時記の説明にある「冬林檎」ではなく、単なる「冬のとれたて林檎」であるが、これはこれで「冬の蜂」や「冬薔薇」のように季語として使えるのではないかと思う。

句会終了後は「天空会」での忘年会。(「年忘」も今回の兼題になっていた)
句会後の懇親会は毎回やっていて、普段は自由参加だが、今回は全員が参加した。
年齢の話になって、この句会のメンバーは昭和17年~19年生まれが多いということがわかった。
私の父は17年、母が18年生まれなのでほぼ同年代である。
そう考えると、随分と老け込んだ我が両親に比べて俳句をやっている方は皆さん本当にお若い!
俳句の効能を再認識いたしました。

# プロフィール

鈴木霞童

Author:鈴木霞童
平成25年、俳句結社「天穹」入会。
定年後に専門俳人になることを目指して修行中。

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