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天穹 12月号

「天穹」12月号が届いた。
今月号は、9月に開催された「創立二十周年記念式典・祝賀会」の記事が掲載されていた。とりあえずこれで一段落だが、準備を含めて2年ほど、関係各位のご苦労は察するに余りある。
また、「やっと二十歳になったばかり」でもあり、新たな動きもあるようなので、私も積極的に参加したいと思っている。

掲載順位は上位で、主宰の花丸もいただけた。
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メール句会

主に「天穹」の有志で行われているメール句会の結果をいただいたが、点盛りは5月以来のトップ賞であった。

「星野立子新人賞」の応募前に「こりゃあ縁起がいい」と思ったが、深く考えなくても、縁起などは関係なく、実力が伴わなければ受賞できないことは言うまでもない。
また、たとえフロックで賞をいただいたとしても、その先が続かなければ意味がない。

やはり、誰が見ても「この人なら」と納得してもらえるような50句で評価されたいものだ。


応募句稿はほぼ完成した。他の応募者との比較は別として、現段階での自分のベストにはなったかな?

涼野海音氏 (俳句界 12月号)


「俳句界」11月号には、「天穹創立二十周年記念祝賀会」の写真が掲載されていたが、この12月号には、このブログを読んで下さっていて、有り難いことに時々コメントもいただいている涼野海音氏がフィーチャーされている。
目次の直後にカラーのお写真(イケメン)が出ていて、「北斗賞、石田波郷賞、星野立子新人賞など新人賞を総嘗めにする気鋭俳人」と紹介がある。
存じ上げなかったが、高野素十に大きな影響を受けておられていて、通信制の大学などでも素十を研究されたとのこと。

実は私も、日本の古典文学全般の素養が全く無いので(大学は法学部)、通信制大学で学び直そうかと色々調べているところだった。(研究テーマは特に考えていないが、とりあえず昔の文章をすらすら読めるようになりたいな、と)

海音氏の益々のご活躍を期待したい。


また「俳句界」誌は、俳句結社の広告が多いのは総合誌の常であるが、それぞれの広告スペースに、主宰はじめ会員の句がいくつか掲載されているのは面白い。「今月の秀句」と題している結社も多いので、毎月入れ替えるのであろう。
それぞれの結社にどんな俳人がいてどんな句を詠んでいるのか、時間のある時にじっくり読んでみよう。

俳句四季 12月号



Amazonで注文しておいた「俳句四季」が届いた。
ちょっと、俳句総合誌とは思えないほど斬新な表紙である。

坂口昌弘氏の連載は最終回。この方の文章は総合誌などに掲載されていれば必ず読むが、お顔は知らなかった。今月号の角川「俳句」誌ではじめて顔写真を拝見した。思っていたよりお若い。


長生きのにはとりに水澄みにけり  涼野海音

家畜は経済動物であり、生死の全ては人間に握られている。(食用でない馬もそうである)
「長生きのにはとり」は何かの比喩かとも思うが、猛獣のエサになるはずが生き延びた、天王寺動物園の「奇跡のニワトリ」もいる。
運命に逆らえ得ぬのは、人間も同じかもしれないが、どこかに奇跡はある。


足の指きれいなひとや秋すだれ  小川楓子

真夏の風情ではなく、「秋すだれ」としたところが良い。涼しくなっては来たが、未だサンダル(ミュール?)に素足の季節。日焼けしていない足の指がはっとするほどきれいだった。
「きれい」などは俳句には禁句と教えられてきたが、「足の指」の美しさを描写しては野暮である。

俳句 12月号



角川「俳句」12月号が届いた。

「天穹」関係では、「合評鼎談」に、10月号に掲載された野間しげる氏と石井信生氏が取り上げられて、思っていた通りの鑑賞がされていた。

創刊65周年の特別企画だそうだが、沢木耕太郎氏の紀行文と俳句が載せられていたことには驚いた。

また、「今、会いたい人」の宇多喜代子氏の今回のお相手は井上弘美氏。井上氏が京都出身とは存じていたが、お母さんお実家は帯問屋ということである。
和装に一家言あるお二人の対談、私も気持ちは同じ(?)でいちいち首肯しながら読んだ。


さて、今週末の土日は予定を入れずに、また月曜日は休日出勤の代休を取得して三連休として、月末が締切の「星野立子新人賞」の応募句稿整理に取り組んでいる。
私は「多作多捨」を励行しているが、恐らく相当に自選が甘い。
「俳句」の先月号の特集「自選力の鍛え方」を再読して厳選すると、今度は50句に足らなくなってしまい、現在呻吟中である。

朝井まかて 「御松茸騒動」



10月31日の天声人語で紹介されていて、面白そうだったので読んでみた。

「御松茸同心」に左遷された鼻持ちならない性格の主人公が、自ら変わることにより村人の助力を得て、「御林」を回復させていく話であるが、天声人語によると、そこに書かれている回復法は、古くから知られていることではあるが、現代でも完全には解明できておらず、今年は不作だったとのこと。

物語は、隠居謹慎させられた尾張宗春公なども登場し、なかなか奥の深いエンターテインメント作品に仕上がっている。

★★★★☆


このブログに「天声人語」が登場するのは、覚えている限りでも3回目。かなり影響を受けている。

過去2回は、いずれも今年の6月6日の「日本、家の列島」展と、8月19日の「蕉門十哲」展の回。

「天声人語」を読んでいるということは、当然、朝日新聞を購読しているわけであるが、以前から朝日を購読していたわけではない。
なんとなく、だが、「朝日」を読んでいるのはインテリ層、「日経」は企業戦士、「読売」は農家、「産経」は商店主、「毎日」はハテ?誰が読んでいるのだろう、などというイメージがあるのだが、私は少なくともインテリではない(笑)ので、「購読料が一番安い」という理由で結婚で家を出て以来ずっと産経新聞を取っていた。ちなみに実家も、妻の実家も読売である。

ところが3年ほど前に、配達してくれていた産経の販売店が店じまいをしてしまい、産経新聞は近くの朝日新聞の販売店が受け持つこととなった。
その当時、販売店の方は「産経のお客さんも大切にしなさいと言われてるので、無理に朝日を勧めることはないです」と言ってくれていたのだが、いざ配達されてみると、入ってくる折込チラシの量が明らかに少ない。
チラシが少なければ日々の買い物に困るという妻の訴えにより、泣く泣く、でもないが朝日に変更した次第。

朝日と産経というと、論調はどうしても「リベラル系」と「保守系」の両極端に偏向しているようにも見受けられるが、私はメディア・リテラシーが高いと自覚している(!)ため、論調の違いによる影響はない(?)。

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 小説・文学

先生! 、、、好きになってもいいですか?

ネタバレ無し
先生!

映画館に行くと、「予告編」を何本も見せられる。待ち時間にチラシを手にとって眺めたりもする。
畢竟、「これ面白そうだな」「次は何を見ようかな」となるわけで、月に数回、映画館に通うようになる。

この映画も予告編を何度か見たのだが、正直、あまり興味は惹かれなかった。見ようと思ったのは、私が最高評価をつけた『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』と同じ三木孝浩監督作品だったからである。

今さら教師と生徒の恋愛でもあるまい、何か特別な仕掛けでもあるのだろうと、予備知識ゼロで見に行ったが、正直、肩透かしを食らった感じ。
原作の漫画があるようで、読んでいないのでなんとも言えないのだが、「映画化するような話か?」という疑問が湧いた。

とはいえ、広瀬すずの透明感のある演技はさすがと思わせられたし、生田斗真も同じ女子高生と教師の恋愛を描いた『ナラタージュ』の松本潤よりいい感じだったし、森川葵など脇役もよかった。

『ナラタージュ』と同じく路面電車と海のある町が舞台だったが、今度は岡山。『ナラタージュ』と同じといえば、この作品もキャストロールは生田斗真が最初で次が広瀬すず。どう考えても広瀬が主役なのに、やはりジャニーズ事務所の圧力としか思えない。

★★☆☆☆
恋愛未経験の中高生が見ればキュンキュン出来るのかもしれないが、アラフィフのオッサンには「退屈」の一言。

また不入りで、1週目5位、2週目8位、3週目10位と残念な結果。

大相撲の話題

PCに「おうのしょう」と入力したら一発で「阿武咲」と変換できた。最近の日本語IMEの更新は早い。
(「えんほう」はまだ「炎鵬」とは変換されなかった)


ここ数日、日本のメディアは日馬富士の暴力事件で異様なまでの盛り上がりを見せているが、昨日あたりから、
日馬富士 vs 貴ノ岩 ではなく、
相撲協会 vs 貴乃花親方 という風な構造に変わってきている。

しかも、昨年の理事長選挙で貴乃花親方を支持した伊勢ヶ浜親方(旭富士)が日馬富士の親方であるというあたりも、事態を複雑にしている。
単に、もともと変わり者だった貴乃花の「ご乱心」なのか、あるいは、、、。

貴乃花は理事長選に出る時、「改革」を訴えたが、親方衆には「改革」の中身がよくわからない、という評価があったようだ。
私ももちろんわからないが、ここ数日、貴乃花の過去のインタビュー映像を見ていて思ったこと。

相撲はファンあってのもの。これは当たり前。では「ファン」とは?

1.テレビを見るだけのファン
2.本場所や巡業に足を運ぶファン
そして、
3.タニマチ・後援者

部屋や力士はどこを向いているか。1、2の一般的なファン、ではなく、これまでは3、であったはずだ。
化粧廻しは誰が贈る? 手当の少ない若い者に誰が旨いものを食べさせる? そして引退後の年寄株の取得や部屋の開設・維持、ちゃんこ屋など転業のバックアップは誰がする?

そう、大相撲は構造的に、大名お抱えや、宴席で「男芸者」と言われていた時代から、席料(現代では放映権料も)だけでは運営できない。
これはプロ野球やJリーグでも同じであるが、これらは公式にスポンサー(親会社)が付いている。
大相撲も懸賞や呼出の着物などには企業名が出るが、規模は圧倒的に小さい。むしろ、競馬の馬主に近いような「個人の無名の資金提供者」に依存しているところが大きいのである。

そして日本の産業構造の変化により、個人で馬主になったり芸姑を囲ったり、力士のタニマチになったりする「旦那文化」は急速に廃れている。

貴乃花親方は、このあたりを改革、つまりはタニマチに依存せず、クラウドファウンディングではないが、広く一般のファンから、例えば広告などを通じて資金を得て、大相撲を運営していく方向に改革していこうとしているのではないか。


とはいえ、私は旧守派である。いつか金持ちになったら相撲部屋のタニマチとなり、料亭に関取や芸者を呼んで遊び、馬主になってドバイの石油王と付き合い、茶室に古今の名品を集めて風流人ぶってみたい(爆)。

まあそれは冗談として、IT長者などが日本の古き良き文化に目覚め、力士を支援することや、花街で散財することを覚えてくれたらいいのになぁ、、、と思っている。
いやIT長者だけではないな。これからは日本好きの外国人富裕層に期待、か。

天空会例会100回記念吟行会

「天穹」内の私の所属している句会、「天空会」の例会が第100回を迎えた。
佐々木建成主宰が、主宰になられた直後に、元の職場の関係者に俳句の面白さを伝えるために開催されていたインターネット句会を母体として発足した句会であるとのこと。私は55回から参加させていただいている。

今日は、数か月前から企画していたのだが、100回記念に吟行会を開催した。

私は数日前から風邪を引いていて、前の晩まで参加できるか微妙だと思っていたのだが、今朝起きたらすっかり抜けていた。

吟行会場は皇居外苑の北の丸公園。
北の丸入口

地下鉄駅から歩いて田安門を潜ると、
武道館
武道館は今日はアイドルグループのコンサートがあるらしく、午前中からグッズ売り場には行列ができていた。

武道館の近辺以外は、科学技術館に学生の団体が行くくらいで、のんびり楽しく吟行できた。
ここ数日とても寒く、今日も気温は低かったはずであるが、よく晴れた気持ちのいい吟行日和であった。

昼食は園内のカフェテリアでハンバーガーを食べたのだが、、、
ハンバーガー
なんと、包み紙に菊の御紋があしらわれていた!

句会場は、吟行地から電車で1本のいつもの場所。

句会では、嬉しいことに主宰選の「人」をいただけた。

ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~

ネタバレ無し
ラストレシピ

料理をテーマとした映画は割りと好きで、比較的最近では、

武士の献立』や『体脂肪計タニタの社員食堂
  
なども見てきた。

この作品もその流れのひとつ、くらいの期待で見てきたが、ウ~ン、、、出て来る創作料理の数々がそれほど美味しそうでもない。ビーフカツレツを除いては。

ストーリーも、満州で日本軍が仕掛けた陰謀や、レシピ探しの謎解きはよく出来ていたが、逆にあまりにも荒唐無稽で嘘臭いので、正直、興ざめしてしまった。

スタップロールを見たら、「企画・秋元康」とある。さもありなん、である。
原作本があるとのことだが、作者はテレビの人気構成作家である。原作ではなく企画先行の作品であろう。

良かった点は、映像が綺麗だったこと。芸術的というわけではなく、クリアで鮮明な映像。最近『三度目の殺人』『ナラタージュ』『彼女が名前を知らない鳥たち』など逆パターン(あえて荒れた映像で制作している)の映画が多かったので新鮮だった。
それから何といっても、物語の展開が早く、見ていて全く退屈しなかった。

以上、二点の評価を加味して、星は2つ。
★★☆☆☆
プロフィール

鈴木霞童

Author:鈴木霞童
平成25年「天穹」入会。30年同人。
定年後に専門俳人になることを目指して修行中。

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