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千草吟行句会

今日は成田の吟行句会。
吟行会場は先月の「房総のむら」のお隣り、「房総風土記の丘」である。
(お隣りというか、有料エリアが「房総のむら」、無料エリアが「風土記の丘」というイメージである)

無料だから大したことがないかと言うとそんなことはなく、
1810正堂
歴史的洋風建築である、写真の「学習院初等科正堂」や、その前に広い庭があったり、

1810古墳3
「龍角寺古墳群」という100基を超える古墳群が見学できたり、

1810古墳1810古墳2
その中の1基には、復元された埴輪が置かれていたり、

1810御子神家
18世紀の房州の農家が移築されていたりと、半日は十分に楽しめる。
「房総のむら」は来る人も多いが、ここは人も少なく、穴場的な存在である。

それに、この「房総のむら」と「風土記の丘」は千葉県の施設であるが、成田市の施設である「坂田ヶ池総合公園」と繋がっていて、両方合わせるとファミリーで丸一日楽しめる。

句会の方は、清水舞子先生の並選はいただけたが、点盛りは低調であった。
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菊花展

成田山の菊花展に行ってみた。
1810成田菊花1
何と今年で135回。
明治16年から続いているのだそうである。

1810成田菊花2
ここの特徴は、展示場の柱に俳句が掛けられていること。

どこかに投句箱があるかと思って探したが見つからなかった。

吾もいつか出したき夢の菊花展

月例吟行会

先月、点盛りでトップ賞を頂いた天穹本部主催の「月例吟行会」。

験を担いで、先月もそうしたように、吟行前に投句数の4句作って、昼食抜きで作句するつもりで参加した。

今日の吟行地は日比谷公園
私のような田舎者には、「夜になるとアベックが愛を語る公園」くらいの印象しかない。
しかし松本楼でオムライスを食べた記憶はあるので、全くの初めてというわけでもなかったはずだ。

犬の散歩をしている人や、自転車で来ている人達が、どことなく自慢気に見える(つまりは徒歩や自転車で日比谷公園まで来られる場所に住んでいる)のは田舎者の僻みだろうか。

事前に準備した句(持ち句)では、日比谷公園を設計した本多博士が「首を賭けても」残したという「首賭けイチョウ」を詠むつもりで
首賭けし昔男や銀杏散る
などと作っておいたのだが、当の首賭けイチョウは
201810銀杏
ご覧の通り青々としていて「銀杏散る」どころではなかった。

また今日は、
201810日比谷
日比谷公園ガーデニングショー
なる催しが開催されていて、様々な食べ物の屋台も並び、あまりに美味しそうだったので
201810ピザ
作句の時間を削ってピザなど食べてしまった。

「昼食抜き」の禁を破ったからではあるまいが、今日の句会は実力通り(?)、「あやうく無声」となるところだった。

Tさん、ありがとうございました。

日日是好日

日々是好日
樹木希林の遺作。
この女優の出演作は映画もドラマもあまり知らなくて、私にとっては「富士カラー」が代表作だったが、この映画はそれに取って代わった。

初心者に教えるときのくだけた感じや、「なぜこうするの」という問いに対する答え方など、私が知っている「お茶の先生」そのものである。

表千家の機関誌(?)である「同門」10月号
201810同門 201810同門2
に、この映画の紹介記事が載っていたが、「表千家のお教室が舞台となっている」などとは一言も書かれていなかったので、そうとは知らずに見に行ったが、私にとってはお稽古場の設えから、お家元の花押、初釜で使う重ね茶碗まで見知った通りだったので、すぐにお話に入って行けた。
裏千家など他のお流派を習っている方には、袱紗や茶筅の色や、所作など違和感が強かったのではないだろうか?

お茶を習っている人にとっては「あるある」の連続で、そうでない人には「目から鱗」のようなお話なのではないかと思う。特に、お茶を初めてみたものの途中で挫折した方などは、この映画を見たらまた先に進めるようになるかもしれない。

まあ、何というか、全編、表千家のプロパガンダ映画のようで、観客動員は初登場2位という大ヒットを飛ばしているが、それは樹木希林さんが亡くなったことの話題性からであって、本来はそれほどのヒットを狙って作られた映画ではないはずだ。

「日日是好日」は、禅語としては「にちにちこれこうにち」だと思うのだが、お茶の世界では、割とこの映画のタイトルと同じように「にちにちこれこうじつ」と読むことが多いようにも思う。単に「好日(こうじつ)」としている掛け物もあったりするからか?

表千家はエンドクレジットで何と表記されているのか、「特別協賛」か「企画協力」か、などと予想しながら見ていたが、結果は「応援」。初めて見たクレジットの気がする。

★★★★☆
お教室のシーンは私の経験とほぼ同じ。樹木希林の先生役もいかにも居そうだ。

佐々木丸美 「雪の断章」



『ビブリア古書堂の事件手帖』の最新刊の作中に登場した本作。
登場人物の志田が、古書店で見かけるたびに買い求めて誰かに本をプレゼントする時の本にしていた作品である。

先日、地元の図書館で「ビブリア」の作者である三上延氏の講演を聴く機会があったのだが、その中でも紹介されていた。曰く「孤児の少女がある家に引き取られたが虐められて、若い男にあしながおじさん的に助けられる。推理小説の体裁をとっているため殺人事件も起きるが、作品の主題は主に少女の成長物語である。少女は殺人事件の犯人に気づくが、それを胸にしまい込むことになる」とのことであった。

また、作者は10年ほどの作家活動の後書かなくなり、本も絶版にしてしまっていたとのこと。私が読んだのは復刻版であるが、当初のハードカバーの版には、三上氏によると「あとがきの無い版を見た記憶があるが古書店でいくら探しても見つからない」とのことであったが、講演会場だった成田市立図書館の所蔵本は、なんとその「あとがきの無い版」であったそうである。

作品は、まず『雪の断章』というタイトルが素晴らしく、札幌の、特に冬の雪景色を印象的に配して、主人公である少女の心象と、成長過程を丁寧に描いている。特に、少女の、育ててくれた恩人への思いと、殺人事件の犯人を秘さなければならなくなったことへの心理描写が緻密である。

作者のデビュー作であり、表現方法の稚拙さも見られるが、補って余りある、作品への愛情と熱量を感じられる作品であった。

著者年譜によると、文庫版は「大幅に改稿」されているとあるが、やはり作者の没後に復刻された

創元推理文庫版はこの「大幅に改稿」された方の作品なのだろうか。もしそうであれば読んでみたい。

また、1985年には斉藤由貴主演で映画化されており、こちらも機会があれば見てみたい。

★★★★★
古い作品であるので、若い頃(高校~大学生)に読んでいればもっと大きな感動を味わえたのではないかと思った。斉藤由貴は好きだったのにこの映画は知らなかった。なぜ気が付けなかったのだろうか?
例えば同時期に映画化された『メイン・テーマ』や『天国にいちばん近い島』の原作は当時読んでいたのに!

天空会例会

16日の天空会例会は仕事の関係でお休みした。

私が今取り組んでいる課題は全く先が見えて来ないが、時間的な余裕は多少出てきた。
このブログの更新頻度も少しは上がるかもしれない。

しかし先ずは作句・鑑賞のペースを元に戻していかないと。
あまり読めていないで溜まっていた結社誌や総合誌も少しつづ読んでいこう。
また、久しぶりに誰かの句集も読もうか。

句会の結果をいただいたが、点盛りはまずまずだった。

十連休

来年は皇位継承があるため5月1日が祝日となり十連休(週休二日の学校・会社・役所などの場合)となるとのこと。

これは昭和60年の祝日法改正で、憲法記念日とこどもの日に挟まれた5月4日を休みにするために「前日と翌日が祝日の場合は休日とする(国民の休日)」となっていたのが、5月4日はその後「みどりの日」が4月29日から移動して歴とした祝日となった今となって生きてきたわけである。
いや、この他に、5~11年程度に一度やってくる、敬老の日と秋分の日の間が休みになる9月のシルバーウィーク(ゴールデンウィークよりも希少だからプラチナウィークとも言うらしい)にもこの「国民の休日」は生きている。

ところで、「昭和60年の改正」なんて細かい年号まで覚えているのには訳がある。
この時、私は高校生であったのだが、どの学校でもそうだろうが、おそらくまともな授業にならずに持て余していた「5月4日」に私の学校では「歩け歩け大会」なる強歩大会があったのだ。
30キロほどの距離を1日掛けて歩く行事だが、旧制中学などが前身の学校にはありがちな行事であり、要は軍事教練の名残である。かつて映画にもなったベストセラー小説の『夜のピクニック』は作者の母校である水戸第一高がモデルだが、この学校は昼夜で70キロも歩かせるとのこと。
もちろん、はじめから5月4日に行われていたわけではなく、授業にならない「連休の谷間」にいつからか日程を合わせたのだと思われる。
私の通っていた佐倉高校では、長嶋茂雄が印旛沼のほとりで野球をはじめたことよろしく、毎年印旛沼の回りを歩くのだが、5月上旬はちょうど田植えが終わったばかりで、植えたばかりの小さな苗が一面に広がり、水路に水が流れる光景は、なんとも結構なものであった。
私の在学中に、この5月4日が休日になったため「歩け歩けはどうなるのだろう」と少し残念な気がしたものだが、何のことはない、翌年度から5月2日あたりに日程がずれただけであった。

兎も角も、この十連休(仕事の関係で十日も休めるか不明だが)によって、200年ぶりの「退位」が日本人の記憶に強く残ることは間違いない。

さて、新天皇の即位は大変結構なことであるが、今後の皇位継承の不安がなくなったわけではもちろんない。
小泉政権の時代に何をトチ狂ったか「女系天皇」を認めるような話になりかけたが、私はこの女系天皇には大反対である。
「女性天皇」は男女平等の観点からももちろん問題ない。しかし「女系」を認めるなどという話は、日本の国体(古い言葉だ)を何もわかってないとしか言いようがない。女系天皇を認めるくらいであれば、天皇制を廃止にした方がマシである。
とはいえ、昔のように「女性天皇は寡婦または生涯未婚」というわけにはもちろん参るまい。
女性天皇の夫君が「皇統の男系」であればその子は皇位継承権あり、そうでなければ継承権なし、とすれば問題にはならない。
DNA検査までするとするのはやり過ぎか・・・

成田句会・秋の風邪

ここのところ暑くなったり寒くなったりで、また先週息子がひいていた風邪をもらってしまい、10月10日の成田句会はお休みした。
会社でも風邪の人が随分と多い。
「風邪」はもちろん冬の季語だが、「春の風邪」と「夏の風邪」は季語になっていて歳時記に載っているが、「秋の風邪」は季語になっていない、、、ということは俳句をやっている方は知っている人が多いと思うが、私も今回調べていて気づいたのだが「夏風邪」は傍題になっているが、「春風邪」という傍題はない。
どうしてだろうか?
何種類かの歳時記に当たってみたが、「春の風」はどの歳時記にも載っているが「夏の風」は載っているものといないものがある。

おそらくは季語の頻出度・重要度が
春の風>春の風邪
夏の風邪>夏の風

だからではないかと思う。
考えてみれば作句するにしても鑑賞するにしてもその通りだ。

句会の結果を報告していただいたが、先生の「」をいただいていた。

赤坂句会

今日は赤坂句会だった。

来週の句会で「菊人形」が兼題となっており、「谷中菊まつり」に行ってみたが昨日までだった。
いや、昨日までだったことは台東区のHPを見て知っていたのだが、まだ菊人形くらい飾ってあるかと思って行ってみたがすっかり撤去されていた。
菊人形は、子供の頃に何度か見た記憶があるが、俳句を始めてからは見たことがないので今年はどこかで見ておかないと。


201810赤坂1 201810赤坂2
今日のお料理はこちら。
いつも栄養のバランスが良いのでダイエット中の私にも最適である。


比較的早めに終わったので、新橋駅の乗換えの時に、少し歩いて日本テレビ前に寄って来た。
毎朝、お天気お姉さんと映っている風景である。
201810日テレ
今日は厚い雲に覆われていた。

汐留に空中の街秋ぐもり

佐倉義民伝

先日、歌舞伎座で「佐倉義民伝」を見た。
201810歌舞伎座
これは私の地元の話なので、前々から見てみたかったのだ。
201810義民伝

で、地元ということでその佐倉宗吾が祀られている宗吾霊堂に行ってきた。
201810宗吾霊堂 201810宗吾父子墓
本堂(左)と宗吾父子の墓(右)

201810一代記念館
ここの目玉は、なんと言っても宗吾の物語がパノラマとして見られる「宗吾御一代記館」である。
とはいっても、佐倉宗吾(木内惣五郎)の事蹟はほとんどわかっていないので、「一代記館」といっても歌舞伎(や講談など)のストーリーをなぞっているに過ぎない。
それで私は、今日は「一代記館と歌舞伎がどれくらい同じなのか」を検証するために来てみた。

今月、歌舞伎座で上演されているのは「甚兵衛渡し」「宗吾子別れ」「直訴」の場だけであるが、歌舞伎の舞台がそのまま一代記館のパノラマとなっていた。
やはりそうだったか・・・
しかし、ほとんど上演されることのない「通し狂言」のストーリーをたった700円で鑑賞できたのだから大満足であった。

小鳥来る宗吾一代記念館


ちなみに、宗吾は「直訴の罪」で、子供たちと一緒に処刑されたということになっているが、意外なことに江戸時代は直訴は罪ではなかったそうである。

昨年の天穹新年大会でご講演いただいた山本博文先生のご著書にそう書かれていた。


とはいえ、佐倉領内で惣五郎という名主が刑死したのは事実らしい(子供たちについては解っていない)が、その理由は、百姓一揆を首謀したとか、千葉家の再興に動いた(つまりは堀田家への謀反)などの説があるとのこと。

記録に残っている限りでは、佐倉藩での百姓一揆の首謀者の処罰は「永牢(無期禁錮)」、家族は「土地没収のうえ追放」だったそうである。

しかし、歌舞伎になる前から惣五郎は地元では伝説の存在だったわけで、何らかの理由で非業の死を遂げた英雄ではあったのだろう。


それから、「直訴は死罪」にしてもそうだが、「人柱」や「姥捨て」も事実としては確認できないらしい。
人というものは「昔は酷かったけれど今はよくなった」と思いたいものなのだろうか?
プロフィール

鈴木霞童

Author:鈴木霞童
平成25年「天穹」入会。30年同人。
定年後に専門俳人になることを目指して修行中。

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