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朝井まかて 「御松茸騒動」



10月31日の天声人語で紹介されていて、面白そうだったので読んでみた。

「御松茸同心」に左遷された鼻持ちならない性格の主人公が、自ら変わることにより村人の助力を得て、「御林」を回復させていく話であるが、天声人語によると、そこに書かれている回復法は、古くから知られていることではあるが、現代でも完全には解明できておらず、今年は不作だったとのこと。

物語は、隠居謹慎させられた尾張宗春公なども登場し、なかなか奥の深いエンターテインメント作品に仕上がっている。

★★★★☆


このブログに「天声人語」が登場するのは、覚えている限りでも3回目。かなり影響を受けている。

過去2回は、いずれも今年の6月6日の「日本、家の列島」展と、8月19日の「蕉門十哲」展の回。

「天声人語」を読んでいるということは、当然、朝日新聞を購読しているわけであるが、以前から朝日を購読していたわけではない。
なんとなく、だが、「朝日」を読んでいるのはインテリ層、「日経」は企業戦士、「読売」は農家、「産経」は商店主、「毎日」はハテ?誰が読んでいるのだろう、などというイメージがあるのだが、私は少なくともインテリではない(笑)ので、「購読料が一番安い」という理由で結婚で家を出て以来ずっと産経新聞を取っていた。ちなみに実家も、妻の実家も読売である。

ところが3年ほど前に、配達してくれていた産経の販売店が店じまいをしてしまい、産経新聞は近くの朝日新聞の販売店が受け持つこととなった。
その当時、販売店の方は「産経のお客さんも大切にしなさいと言われてるので、無理に朝日を勧めることはないです」と言ってくれていたのだが、いざ配達されてみると、入ってくる折込チラシの量が明らかに少ない。
チラシが少なければ日々の買い物に困るという妻の訴えにより、泣く泣く、でもないが朝日に変更した次第。

朝日と産経というと、論調はどうしても「リベラル系」と「保守系」の両極端に偏向しているようにも見受けられるが、私はメディア・リテラシーが高いと自覚している(!)ため、論調の違いによる影響はない(?)。
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テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 小説・文学

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鈴木霞童

Author:鈴木霞童
平成25年「天穹」入会。30年同人。
定年後に専門俳人になることを目指して修行中。

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