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藤井聡太 五段昇段

今朝のニュースで、藤井聡太四段が五段昇段を決めたと報じられていたが、「どの昇段規程で昇段するのか」が抜け落ちていた。
普通に考えたら、キャリアの浅い藤井四段は、勝ち数規程ではなく順位戦の昇級(C級2組からC級1組)の可能性が高いが、順位戦にしては早くないか? 2月下旬か3月下旬にならないと決まらないはずだが、、、とネットで調べてみたら、やはり昇段規程は順位戦昇級で、最終戦を残して(!)9選全勝で早々と昇級を決めたとのこと。
将棋に詳しくない方にはピンと来ないと思うが、これはかなり凄いこと。
プロ入りして最初に入る順位戦C級2組は50名からの大所帯で、昇級できるのは3名。1回でパスできる「一抜け」はひふみんの頃のような人数が十何名の頃は別として、最近の近藤誠也など何人かは成功しているが、谷川も羽生も渡辺明も「一抜け」には失敗している。これは「順位戦」の名の通り「順位」が影響してくるからであり、全勝の場合は無条件で昇級できるが、9勝1敗や8勝2敗で並んだ時は「順位の上位の者」から昇給していくというシステムになっているからである。相撲の番付のようなものと思ってもらえばいい。つまり、今年からリーグに参加している藤井聡太の順位は最下位あたりで、確実に昇級するにはほぼ「全勝」が必要だったわけである。

そして、ここでまた運命のイタズラか、来週の朝日杯オープン決勝で、「勝てば昇段」の芽が出てきた。
朝日杯オープンのような「全棋士対象の棋戦で優勝」は本来七段の昇段規程であるが、五段であれば六段に昇段できる(飛び級は出来ない)。
つまり、順位戦昇級が最終戦までもつれ込んでいたら、たとえ朝日杯オープンで優勝したとしても、その段階では四段だから、五段にしか昇段できなかった。

将棋の昇段(プロの)規程は割とシンプルで、順位戦で昇級する毎に昇段する。曰く、B級2組で六段、B級1組で七段、A級で八段、そしてA級で1位となって名人に挑戦し、名人位を獲得したら九段、である。
その他には、竜王獲得で八段、名人・竜王以外のタイトル獲得で七段など。順位戦で万年C級の棋士のため(?)の「勝ち数規程」というものもある。
囲碁のプロは九段が一番多いことはよく知られているが、将棋で九段はかなりの実力者である。一番人数が多いのは七段あたりか?

2月17日、朝日杯オープン決勝の相手は遂に羽生善治。「神ってる」藤井聡太であれば撃破できる気がする。
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鈴木霞童

Author:鈴木霞童
平成25年「天穹」入会。30年同人。
定年後に専門俳人になることを目指して修行中。

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