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野球とゴルフ

大谷翔平はすでに2勝・3本塁打と大活躍している。
マスターズでは松山英樹と小平智が健闘したが優勝争いは出来なかった。

以前からとても不思議だったことは、日本人がゴルフではなかなか活躍出来ないことである。
日本人の体格のハンデがなく、かなり普及している競技であるにもかかわらず、である。
ジャンボのような究極の内弁慶は別として、青木、中島、丸山、片山と、いいところまで行くのにメジャーでは勝てていない。
松山英樹もモタモタしているうちに同世代がどんどんメジャータイトルを掻っ攫っている。

大谷の活躍と比べては申し訳ない気もするが、私はもしかしたら「個人競技と団体競技の差」ではないかと思っている。
日本人はチームプレーでこそ最大限に力を発揮できるメンタリティーを持っているのではないかと思うのだ。
別に「聖徳太子の時代から日本人は和を尊ぶ」などと言うつもりはない。
比較対象としたいのは、箱根駅伝でなぜ混成チームである「学連選抜」の成績がパッとしないのか。
選手個々の持ちタイムでは中位のはずであるのに、なぜかテールエンド争いが定位置となっている。

これは「チームのために全力を尽くす」というより「チームに迷惑をかけないために実力以上の力が出る」かのメンタリティではないかと思えるのである。

サッカーで、シュートを外して責任を負わされるフォワードではなく、責任はフォワードに丸投げするパサーに日本では名選手が多いことと関係するのではないか。

大谷には「俺が失敗したらチームに迷惑がかかる」のメンタリティーで今後も活躍してもらいたい。
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鈴木霞童

Author:鈴木霞童
平成25年「天穹」入会。30年同人。
定年後に専門俳人になることを目指して修行中。

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