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俳句四季 6月号 7月号

 

いつも句会でご一緒させていただいている大平政弘さんが、「俳句四季」の「四季吟詠」のコーナーで、6月号・7月号と連続で特選句に選ばれている。こんなことはなかなかないのではないか?

7月号の政弘さんのお隣りには、地元の千草句会でいつもご一緒させていただいている伊勢塙大さんが載っていた。

そして、6月号には「創生」代表で、「天穹」幹部でもある山口美智さんが大きく取り上げられていた。
先日の「天穹」夏の大会でもご一緒させていただいたが、いつも明るい笑顔の素敵な方である。

花夕べ子の恋人を客として  山口美智

初めて恋人を連れてきた景に読める。花見にかこつけて、子が会わせたのか、親から会わせろと言ったのか。
桜時の、なんとなく普段と違う落ち着かない雰囲気に上手く響き合わせている。


7月号では「俳句四季新人賞」の発表があった。私も応募したが最終候補には残らなかった。
受賞者は小山玄黙氏と板倉ケンタ氏。
この新人賞は「45歳以下」の他に「作句開始10年以内」であれば年齢制限はないので私にも応募資格はあったのだが、受賞のお二人はまだ二十歳前後である。


西瓜切り赤子に喪服なかりけり  小山玄黙

西瓜を切り分けて食べようという時に訃報が届いたのだろう。切られた西瓜は食べられないままに、葬儀の連絡などしていて、赤子には喪服がないことに気づくのだった。無論、着る必要もないのであるが。
大きな西瓜を切り分けて、食べ尽くすには時間がかかる。「少しの時間の経過」を上手く表現している。


ポインセチア値札を結ぶ金の紐  板倉ケンタ

細かいところをよく見ておられる。写生句であるが、何気ない日常の一コマを上手く捉えている。


どちらかといえば小山氏が伝統的、板倉氏が前衛的であり、対比も面白かった。
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プロフィール

鈴木霞童

Author:鈴木霞童
平成25年「天穹」入会。30年同人。
定年後に専門俳人になることを目指して修行中。

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